指物師 菅原伸一 唐紙作家 文葉 親子展

2023/04/29 (土)

指物師 菅原伸一 唐紙作家 菅原文葉 親子展


ご挨拶
この度、長らくあたためておりました企画、
一関在住、菅原伸一氏と京都在住、文葉さんの親子展を開催致します。
伸一氏は全国で活躍しております指物師で、
建具師として父である先代から家業を受け継ぎ、
寺院では国の重要文化財に指定されている寛永寺旧本坊表門(黒門)の修復や、
毛越寺の本堂復元では建具を担当されました。
また、指物師としては「工房いち乃葉」を立ち上げ、
日本工芸会にも発表する箱物や、指物の技術を用いて茶道具の制作にも積極的に取り組まれております。
そして伸一氏のお嬢様、文葉さんは京都で修行の後独立、現在は京都に工房を構えております。
和紙に木版手摺によって作られる美しい装飾紙、唐紙。その素敵な唐紙による小物から、
父伸一氏とのコラボレーションによります風炉先屏風など、新作を多数展示予定です。
確かな技術に吟味された材料、木の素材そのものを引き出す素晴らしい手仕事。
是非皆様のご来店を心よりお待ちしております。
                               金源堂 金ヶ崎 政伸・清香 拝

と き

 令和5年5月12日(金)~18日(木)
    10時~17時まで

ところ

   金源堂2階

作家来店

伸一氏在廊・5月12日昼過ぎより(金)13日(土)14日(日)
文葉さん在廊 13日(土)・14(日)昼ぎまで

初風炉茶会

 
席主 金ケ崎 宗伸 
会費 2,200円

12日(金)13(土)
①10:30 ②13:00 ③15:00 各席12名

お電話にて申込ください 022-222-6710



略歴
1960  岩手県一関市生
1979  江戸御用建具師足立屋入門
     技術の習得に五年半専念した後、帰郷
     千葉申建具製作所へ、 二代目として入社
     (初代は父である菅原申喜、旧姓千葉)

1989  藤原秀衡公八百年遠忌記念
     平泉・毛越寺新本堂建立において、
     欄間・蔀戸ほか木製建具を制作する
1990  木工芸作家 正木潤氏に指導を受ける

2005  第10回伝統工芸木竹展入選 以後出品
     東京・銀座一穂堂サロンにて初個展
2006  パリ・ラ ビエンナーレ2006出品
2008  第55回日本伝統工芸展入選 以後出品
2009  第49回東日本伝統工芸展入選 以後出品
     京都・ぎゃらりぃ思文閣にて長艸純恵氏と二人展
     宮城・金源堂にて長艸純恵氏と二人展
2010  京都・ぎゃらりぃ思文閣にて個展

2012  上野・重要文化財 寛永寺旧本坊表門(黒門)解体保存修理
2013  新宿・柿傳ギャラリーにて個展
     宮城・金源堂にて安藤竹良斎氏と二人展
2014  第54回東日本伝統工芸展入選 奨励賞受賞
2016  東京・しぶや黒田陶苑にて個展
2017  第16回伝統工芸木竹展入選 日本工芸会賞受賞

     現在
     一財 全国伝統建具技術保存会会員
     公財 文化財建造物保存技術協会会員
     日本工芸会正会員
     現代書作家協会理事
     現代書作家協会