阿部 遼 紅型展

2023/04/07 (金)

阿部 遼 紅型展

と  き 2023 4.14ー20
時  間 10:00~17:00
作家来店 4月14日(金)15日(土)16(日) 
トークイベント 4月16日(日)10:30~(電話・メールにてお申し込みください)



ご挨拶

植物たちの芽吹きの季節到来です。
紅型は沖縄の染物で、鮮やかで美しい色彩・図柄の素朴さが魅力です。
阿部遼さんの優しい色使いと自然の美しい図柄から、
琉球の空気感を感じる作品をご高覧いただきますよう、ご案内申し上げます。
                         金源堂 金ケ崎清香 



メッセージ

神奈川で生まれ育ち沖縄に来て10年になりました。
私の父は岩手県一関市の出身で、幼少期は毎年夏休みや冬休みに一関に遊びに来ていました。
東北の森の思い出も、私の作品の着想の原点とも言えます。
須川のブナ林、シラタマノキなど、他の地域では見れない森の雰囲気が好きです。
親族は東北に多く、所縁の多い地で個展を開催して頂き金源堂様には
感謝の気持ちで一杯です。見ても着ても楽しい作品が揃いました。
ぜひ遊びにいらして下さい。
                              阿部 遼


プロフィール

1984年 神奈川県藤沢市出身

沖縄に家族旅行に行った時に紅型教室を経験。
それがきっかけになり型染の制作を始める。
当時は本を参考にしたり染色道具店に質問しながら作っていた。

後に型絵染作家の岩井楠香子先生の所へ弟子入り、その後沖縄へ渡る。
沖縄では紅型組合の後継者育成研修や工芸振興センターの高度工芸技術者養成を経て独立、
工房名は「紅型工房あしび」とする。
紅型の大切なことを金城昌太郎先生に学ぶ。

型絵染と紅型にそれぞれ師匠が居るので、
型絵染と紅型を合わせたハイブリットな作風となってきた。
植物観察を幼少期から好み、図案も植物のものが多い。
沖縄に来て10年が経ちました。

父親が岩手県一関市出身で親族が東北にたくさんいます。
姉は大学が仙台で、昔から東北に所縁があります。
子どものころ、毎年夏休みや冬休みに一関にいくのを楽しみにしていました。
自然豊かな東北の森も、図案着想の原点となっています。



主な受賞・入選歴

・全国染織作品展 入選 (2016,2021年)
・全国染織作品展 奨励賞(2014,2018年)
・新匠工芸展   入選 (2015年)
・西部伝統工芸展 入選 (2017,2018年)
・日本伝統工芸展 入選 (2021,2022年)